【恐竜羽毛説】ティラノサウルスは羽毛で覆われていたのか否かを追え!

ティラノサウルスといえば恐竜の大定番。
そんな大定番だからこそ大きくてかっこいいですよね。

ところがある説によるとティラノサウルスはうろこに包まれていたのではなく羽毛で覆われていたとの説があるのです。

それが本当だったらどんなに残念なことか…。

そこで本記事ではティラノサウルスは本当に羽毛で覆われていたのかについて検証していきたいと思います。

なぜ恐竜羽毛説がでた?

ティラノサウルスは約6850万年前の白亜紀に存在していた肉食恐竜。

大きな顎にダイナミックな食事、子供たちの心を掴んで離しません。

ところがそんな私たちの常識が覆るような発見が最近の研究で分かったとの事です。

これはティラノサウルスの仲間の化石が発見されたことによるもの。
うちらのこのティラノサウルス仲間は「ディロング」「ユウティラヌス」と言い、共に羽毛がついていたそう。

このことから、ティラノサウルス自体も実は羽毛に包まれていたのではないのかと考えられるようになったのです。

環境に適応するため?

寒暖差対策か

これは一部の研究者による見解。

なぜ恐竜に羽毛があったのかと考えられるようになったのは、上記で説明したように化石の発見もそうですが、寒暖差を乗り切るために羽毛に包まれていいたと考えられるようになりました。

保温対策か

恐竜は内温性と言って体温を自分で作り出すことができます。
これは人間も同じ。

内温性の動物は、体温を保つことで運動能力を低下させないようにします。
人間はそのため、服などを着ますよね。
犬や猫も内温性なので毛で覆われています。

ティラノサウルス肉食恐竜。
捕食するために常に最大パフォーマンスを発揮しなければならないため、体を冷やさないように羽毛があったとの見解もあるようです。

 

最新の研究結果ではうろこがあったと判明

上記のティラノサウルスが相撲に覆われていたというのは、あくまでもティラノサウルスの仲間の化石に羽毛があったというだけで、実際にティラノサウルスの化石から羽毛が発見されたわけではありません。

そして研究が進むにつれ、ティラノサウルスの皮膚からうろこがあったとの発見があったのです。

ですから、これによりほぼティラノサウルスに羽毛があったという事は否定されました。

 

実際にティラノサウルスの皮膚を調査

調査に使われたティラノサウルスは以下の4種。

 

  1. アルバートサウルス
  2. ダスプレトサウルス
  3. ゴルゴサウルス
  4. タルボサウルス

 

この4種類のティラノサウルスから得た皮膚で研究しました。

すると、驚くことに背中以外には全てうろこがあったとの研究結果がでたのです。

ただし、ティラノサウルスに羽毛が生えている事を完全に否定する事はできませんでした。
背骨のラインには、もしかしたらうろこ以外のものがあったかもしれないという研究結果になったからです。

イメージすると何だか滑稽ですね。
モヒカンのようなイメージでしょうか(笑)

たとえ羽毛がごく少量生えていたとしても、やはり毛が生えてないティラノサウルスが一番かっこいいですね。

以前は生えていたかもしれないという説

上記の研究結果では、ティラノサウルスのうろこを使用する事により、背骨のライン以外には確実にうろこがあるという研究結果がでていました。

ただし、上記で使用されたティラノサウルスよりも以前のティラノサウルスには羽毛が生えていたかもしれないという見解もあります。「Tyrannosauroid integument reveals conflicting patterns of gigantism and feather evolution」によると、ティラノサウルスがどんどん大きくなりにつれて羽毛がなくなっていったかもしれないという見解をされています。

ただしこれにはつじつまが合わない部分があるというのも事実。

たとえば、体が大きい生物ほど体温を外に逃がすのが苦手。

たとえば、恐竜羽毛説のもともとの原因である、ティラノサウルスの仲間「ディロング」「ユウティラヌス」に置き換えて解説してみましょう。

「ディロング」のサイズは大型のゴールデンレトリバーほどの大きさ。
「ディロング」は体のサイズがそこまで大きくないので、羽毛があってもおかしくありません。

しかし、「ユウティラヌス」の場合は、体が大きく全長約9メートル、体重は1.4t ほどあり、かなりの大型。
「ユウティラヌス」に羽毛が生えていたとすれば、これは不要な進化と言えるからです。

体が大きい分、熱を逃がすのが苦手とさきほど説明しましたね。
「ユウティラヌス」に羽毛が生えていた場合、余計に熱を逃しにくくなることから、ユウティラヌスに羽毛があるというのは、かなりあやしい部分のある推測であるということも否めません。

これは体が大きい草食恐竜が意外と小食だったという記事でも解説しているように、草食恐竜の食べる量が少ない理由は、熱量を逃しにくいからという事にもつながります。

もちろんティラノサウルスかなり大型の肉食獣。

体温を逃しにくくなる羽毛進化をするでしょうか。

不要な進化はしないため、ティラノサウルスの羽毛説はここなかったと考えることができますね。

どちらにせよ「うろこ」があったことは間違いない

ティラノサウルスの仲間に羽毛化石が見つかりました。

また、ティラノサウルスの以前の姿には羽毛があったかもしれないという推測もあります。

ですが結果的に、ティラノサウルスの最終形にはうろこがあったと考えられています。

研究は順調に進んでいると思っても、突然覆ることがあります。

今度はもしかしたら、ティラノサウルスに羽があったなんていう説だって出てくる可能性だってあるのです。

とりあえず現段階ではティラノサウルスにはうろこがあったという事で間違いないでしょう。

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